介護日記!2日目

介護日記

介護2日目

朝、7時少し前に父親がゴソゴソしていたので見ると簡易トイレに自分で座ろうとしていました。手伝おうとパジャマに触るとオムツはしていたのですがオシッコが漏れてパジャマが濡れていましたので全部脱がせて体を拭いてついでに着替えをさせました。次に洗濯機をかけました。昨日ショートステイから帰ってきたので洗濯物が沢山あって2回も洗濯機を回しました。洗濯機に入れる量もよく分からず入れ過ぎて上の方の衣服になかなか水がつかなく失敗しました。洗濯機かけたら父親の朝食の準備。とは言っても食パン焼いて牛乳出すだけなんですけどね。1回目の洗濯が終わり干す間に父親を歯磨きさせに洗面所に連れて行く。歯を磨いたらトイレでオシッコさせる。2回目の洗濯が終わり洗濯物を干す。父親が何度も母親のことを聞いてくる。何度骨折して入院したと言っても5分もすれば同じことを聞いてくる。父親は痴呆症も患っており少し前のことはすぐに忘れてしまいます。古い記憶は覚えていて私の事もまだ息子だとは分かってくれてはいます。昼食は何を食べようか困っていたらパンが食べたいと言ってクリームパンが買ってあったのでそれを食べさせた。自分はカップ麺ですました。やはり食事問題は大きいですね。そもそも料理は出来ないし出来た物を食べるにも毎日メニュー選ぶのは悩む。ここでも母親の大変さを身に持って知ることになった。私は離婚して双子の男の子と離れて暮らしていて今週遊びにくる予定でしたが父親の介護があるので断りのラインを入れたら元嫁から電話があり母親が痛みを我慢して過ごしていたこととか話てたら泣いてしまった。とんでもない醜態を見せてしまったけどたぶん誰かに話しを聞いて欲しくて弱い自分が出てしまったんだと思う。話を聞いてもらえて少し気分が落ち着きました。父親にトイレをさせて急いで病院に行くとコロナの関係で本人には会えませんでした。入院手続きをして足りない物(オムツ、お茶、小銭等)を取りにまた家に戻り父親の状況確認し病院に届けると薬が足りないと本人が言っていると看護師さんに言われた。携帯でなら話していいと言うことなので電話するが母親は凄く耳が遠く会話にならないが何となく薬の場所が分かりまた家に戻り届ける。帰りに晩御飯を買いにスーパーに寄ってカツカレーを買った。栄養が足りないかと思いブロッコリーも買う。家に帰り台所や洗面上や使われてたコップ等を見ると汚れてて何か無性に悲しい気持ちになり泣けてきた。もともと奇麗好きな母親だったのですが高齢になるにつれ指が曲がる病気で上手く手が使えなかったんだと思うとまた泣けてきた。こんな状況にならないとそう言ったところに気が付かなかったのと母親のありがたみが分からない自分が情けなかった。涙を流しながら洗面所・汚れたコップ・水切りの容器など汚れた個所を片っ端からひたすら無性に洗い続けた。夜ご飯に父親に買ってきたカツカレーをチンして食べさせると美味しと言って喜んで食べてくれた。自分が作ったご飯でもないのに美味しいと言われなぜか嬉しくなった。母親は料理が上手で美味しいメニューいっぱいあるのに一度も美味しいと言ってあげたことがなかった。買ってきたご飯でも嬉しい気分になるのに自分が作った料理を美味しいと言われたらさぞかし母親も嬉しかったんだと思う。そんな事に57歳になって気付くバカ息子でした。ブロッコリーもレンジでチンしてマヨネーズを付けて久しぶりに食べたら美味しかったし、父親も美味しいと喜んでくれた。リンゴが冷蔵庫にあったので何十年ぶりにリンゴの皮を剥いた。朝食で薬飲ますの忘れてたから夜は忘れずに飲ませ歯を磨かせた。自分で入れ歯を磨かされてたみたいだが全く奇麗に磨けてなく食べかすだらけの入れ歯が容器に入っていた。髭ものびててデイサービスでは剃ってくれないみたいなのでシェーバーで剃ってあげた。シャワーは浴びないと言うので体を拭いて着替えさせた。午後8時にトイレを済まさせベットに寝かし付けた。今晩は何回起きるかな?父親と二人の生活がはじまりあっと言う間に1日が過ぎてしまった。最近までは家に帰って好きなYouTube見て気楽に過ごしていたけどこんな急に人生が変わるとは思わなかった。まだ始ったばかりでこの先どうなるか不安だけど1日1日出来ることをするしかない。年取ったせいか涙もろく何度も泣いてばかりの1日でした。

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