介護日記!26(特養面接)

介護日記

特養面接

母が家に帰ってきて1週間が経ちました。母はリハビリなんて必要がないくらい家事をしている。今では洗濯と風呂掃除以外の家事はほとんどこなしている。異常な回復力と言うか体を動かしていないと気がすまない性分で常に何かして家の中で動いている。だから今でも元気で要られるんだと思う。そう思うと今まで全く何もしてこない父とは真逆であり、何もしないからこんな風になったんだと思う。去年申し込みしていた父の特養の面接が来週の12日に予定されていたが今年自分が申し込んだ地元の特養からも昨日電話があり面接をしたいと言う事で急遽今日来ることになった。施設に入れるのはまだ何ヶ月先の話だと思っていけどこうして面接が決まったことで次へのステップへ進んだ気がする。介護生活がいつ終わるか分からない絶望感から希望が見えてきた。午後の3時に特養の職員の方が2名来て面接を行った。手足がどれくらい動かせるか実際に動きを見たり、現状の体の状態、食事の状態、病歴など30分もかからないくらいで終わった。何か聞きたいことありませんかと聞かれたので面接の結果で入れないことはあるのか聞いたら判定で入居不可になることはないと言うことでした。更にいつは入れるのか聞くと1室空いたので今月中には入居できると言うことでした。来週の土曜日に他の施設の面接もあるけど入居確定なら断ってもいいですよねと確認取ると断ってもいいと言うことなんで入居確定だと言うことを確信した。そんな早くは入れるとは思っていなかったので介護生活から解放されるをいう安堵感で嬉しくなった。面接が終わり職員の方が帰る時に父がいない場所で入居を嫌がる人とかいるのか聞いてみるとやはりいるそうで一番嫌がった人で入居当日に施設に入るなんて聞いてないと言ってキャンセルした人が今まで1人いたと言っていた。なので本人には施設に入ることをキチンと説明しておいて下さいと言われた。職員が帰って居間に戻ると母が父に施設に入ることを話していて母に『俺が邪魔か』と言ってたので説得する。母が骨折して手術したがもう介護出来ないこと、介護してると私が会社に行けないこと、夜中のトイレの手伝いで睡眠不足になって疲弊していることを言うと分かったと言った。すると今度は『お金が勿体ない』とか言うから特養だから年金で払えると言うが、痴呆症もあってか何回もお金の事を言った。正直施設に入りたくないから何かしら理由を付けて言っているんだと思った。すると今度は『俺も人生お終わりだ』とか母に何回も言っているから施設に入ってくれなかったらこっちが介護漬けで人生終わるわと言ってやった。父は昔っから自分のことしか考えてなく今でも家族に迷惑をかけている何て思ってもいない、介護されてて当たり前と思っている。父の介護で正直今の自分は生きている感覚がない、父が家に居る時は常に父に意識が行っててただ時間を消費しているだけ。そんな生活からも今月中には解消されると思うと本当に嬉しい。やっと時間を好き勝手に使うことができる生活が戻ってくる。

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