新生銀行変動金利の場合
新生銀行の住宅ローンには変動金利、固定金利等何種類かの設定がありますが、適用金利については住宅ローン基準金利(A)から差引き幅(B)を引いた値が適用金利となっています。残高が500万円を切ると差引き幅(優遇金利)が減少してしまいます。
金利変更内容
2021年6月までの適用金利(残高500万円以上)
住宅ローン基準金利 年1.550% 差引き差引き幅 年0.500% 適用金利 年1.050%
2021年7月からの適用金利(残高500万円切った場合)
住宅ローン基準金利 年1.550% 差引き幅 年0.100% 適用金利 年1.450%
500万円を切るまでは差引き幅が年0.500%あったものが年0.100と優遇金利が0.400%も減少。
損しないための対策
対策としては残高が500万円になる前に固定金利に変更しておくことによってその固定期間については500万円以下になっても金利が保証されます。私の場合を例にあげますと2021年1月時点で515万円でしたので金利変更申し込み期間の2021年01月01日~2021年01月15日の間に固定金利の最長の5年に変更しておけば住宅ローン基準金利 年1.750% 差引き幅 年0.800% 適用金利 年0.950%で5年間は適用されることになっていました。
まとめ
今回新生銀行から届いた住宅ローン金利変更のお知らせ(半年に1回)を見て金利が大きく変更されていることに気付きました。何で金利が上がっているのか分からずモヤモヤしていましたので新生銀行に問い合わせてみて初めてこのような仕組みになっている事を知らされました。契約当時にこのような事を言ってくれていたのか、契約書に書かれていたのか分かりませんが10年以上も前の契約なのでよく分からないでした。電話口の担当の方にはお客様のことを考えているのなら500万円切る前にアナウンスをして欲しいですし、その方が銀行としても好印象だと思いますと伝えました。年利0.400%を金額に換算すれば5年間で約5万円程度ですが私の様なケチな人間にとっては知らなかったことが非常に残念であり今回の件で新生銀行への印象も変わりました。ただ他行も同じような事かもしれませんので一度住宅ローンの残高が500万円に近付いてきましたら契約されている銀行に問い合わせしてみることをお勧めします。
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